組み込みのだるさとおもしろさ
上の続き。
組み込みはおもしろいけど、疲れた。
だるいと言うか嫌な所というか
- デバッグは慣れるまでしんどい、というかデバッグし難い。
- 周りで機械の作業音がうるさくて集中できない事が少なくない
- HW設計バグとか社内政治(社外も含む場合も)とかのつけはプログラマに回ってくる。突然HWの一部分が変わったから、プログラムで対応してくれとか…。
- ハードウェアを操作できても、よくあるアルゴリズムとか滅多に使わない(組み込みやOS特有のアルゴリズムも無いわけではない)。
おもしろい所
- HWを直に操作できるからコンピュータの1番下から全体を見渡せるのは壮観。
- この辺りが分かるとOSとは何かとか、どうやってコンピュータは動いているかとか感覚で分かるようになる。このメリットは大きい。最近だったらCPUどころかC言語すら触れない人たちがゴロゴロいると思う。
- プログラムは自分1人で管理できるぐらいの大きさになりがちなので、設計からテストまで1人で作業できるのもよくある話。
- なのでIT技術全体の地図が大まかに脳内に出来てくるので、全体を見渡すのが可能になる。大学とか本とかで色々知識は取り込めても実感として理解できるのは大きいと思う。
ともかく、脳内地図がある程度出来てきたので(全部が分かったわけじゃないけど)あとは上に登っていくのみ。