福岡県が「組み込み向けRuby」の開発を行うと発表 | スラド デベロッパー

LLでmatzさんが話していた内容の事だと思う。
Rubyチップとかどうなんだろう。
LLは組み込み系で使わない事はないんだけど、やっぱりあまり合わない気がする。
LLで厭なのは実行時にエラーが出る部分。Cとかのコンパイラ系だと絶対チェックする部分もLLだと実行時エラーが出るのがつらい。
組み込みでこのあたりのテストは大変だよなぁ。
でも、Rubyが組み込みで使えれば開発効率が高まるのは確か。


あと、この人たちが気にする必要があるのは組み込み系の人間でRubyを使える人なんかほとんどいない事。
ずっと組み込みでやってきたけど、一部上場大企業とかでも未だにウォーターフォールで開発してCしか使えないのなんか当たり前。
組み込みLinuxが結構前から入ってきているけど、Bashスクリプトすら組めない人が大多数。
Posixってなにそれ?という世界。Linuxデバイスドライバなんか作れる人なんかほとんどいない。
そんな人たちにRubyチップなんか売れるのかな?というのが疑問。


あと、組み込み系ではハードウェア単価を1円でも安くするのが大事。
1円安くできれば、製品を売ると単価x1円分会社が儲かるから。
そんな世界でRubyチップなんかそうそう売れるのかは疑問。
多分使われても一部な気がする。でも成功して欲しいなあ。