「コードの世界」を読み終わった

まつもとゆきひろ コードの世界?スーパー・プログラマになる14の思考法

まつもとゆきひろ コードの世界?スーパー・プログラマになる14の思考法


職場で時間を見つけてちょこちょこ読んでいたので1か月程かかって何とか読み終えました。


内容としてはプログラミングを取り巻く世界が現在までどのように進歩してきたか? + その周辺の知識の説明といった所。
周辺とはいってもデザインパターン、Webから文字コードや計算誤差まで色々です。
あとは説明にRubyコードを主に使用して説明している、Rubyの現状の説明も行っているという感じかな。


どうやらこの本は元々日経Linuxの連載していたのを纏めた本らしいです。そのせいか複数の章でRubyの同じ機能について説明が有ったりして1冊の本としてみればちょっとくどいと感じた部分もあります。
でも、自分としてはRubyのこの機能があの言語由来やOOPの歴史とかあまり知らないことも書いてあってなかなか気に入っています。
デザインパターンの章のプロトタイププログラミングが説明してあり(始めて知りました)、説明にRubyの特異メソッドを使っていて理解しやすかったです。
表紙はちょっと珍しいけどなかなか良い本なので本棚行き決定です。