[Linux] 64bit Mint15 Linuxへ移行してみた

今まで使っていたSSDが64GBでいろいろギリギリ。
virtualboxとか、wineでsteamとかしだすともう無理。
という事でCSSD-S6T128NHG5Q 128GBを購入。秋葉原すら行く必要もなくて引きこもりには楽な時代です。
大きいデータはHDDに入れているので2倍になったが、これで約1万だし。来年くらいにはもう1つ上のランクのがこれくらいにならないかなぁ。


まあそれはおいておき色々状況を。

32bitのバイナリを動かす

ライブラリとかが違うのでそのままじゃあ動かないので、対応が必要だ。
ia32-libsをインストールすれば良い。Firefox32bitが動いた。

# apt-get install ia32-libs

Webブラウザ

Firefoxは64bitの最新バージョン25.0がインストールされていて問題なく動く。
アップデートが来れば、おそらくMintの公式からアップデートができるのではないかと。
http://www.firefox64bit.com/ 軽く検索すれば、こういうサイトも見つかったのでこれでも良いかもしれない。

Chrome。Mint版と本家からもインストールできる。

OperaChromeと同じく、Mint版、本家の両方がある。

好きな方からインストールすれば良いかと。

FlashPlayer

動画サイトは毎日のように使うので、気になる部分です。
少なくともMint15では、デフォルトでインストールされていた。
gnashとGStreamer codecでもいけるらしいが、はじめにGStreamer codecが必要とは知らずにgnashだけでトライして無理だったので諦めました。

IME

Ubuntuで色々話題になってますが、とりあえず細かい事を気にしなければ普通にMozcが使えています。

Twitterクライアント

今回というかいつもLinuxだと困るのがこれ。
移行前はHototというのを使っていました。Twitterクライアントが少ないLinuxにしては悪くはなかったのですが、時々落ちるのが困ったもの。
そして今回はついに設定ファイルをコピーしてもログインできず、新規にアカウントを設定しようとしてもauth認証画面が開けないと何も出来ない状況。
諦めて、aptから探していくつか溜めしても無理。


そこでふと思い出したのがmikutter。昔はRuby1.8制限があってやむなく使うのをやめたのですが、久しぶりに見ると、1.9以上で作者は2.0で使っているらしい。
早速使ってみると2.0で普通に起動して問題なく使える。Gemfileがありbunlderも使っている。すばらしい。という事でmikutter復活をすることに。


問題は1つでマルチアカウントには対応していないようだ。
ということで、強引に修正して使えるようにしてみた。
まず、1アカウントにつきmikutterのディレクトリを1つにする。2カウントがあればmikutterディレクトリはは2ついるわけだ。
ルールは"mikutter_アカウント名"というディレクトリにする。


次に"core/config.rb"を修正する。
修正前はこうなっている。CONFROOTがその対象だ。

module CHIConfig
  # 省略
  # コンフィグファイルのディレクトリ
  CONFROOT = (if Mopt.confroot then Mopt.confroot else confroot end) rescue confroot   
  # 省略
end


こうする。要は、設定ディレクトリは'~/.mikutter'ディレクトリを使うが、これを'~/.mikutter_アカウント名'に変更するわけだ。
複数アカウントごとにmikutterの実行ファイルと設定ディレクトリが必要なのがイマイチだが、とりあえずのいい加減な対応で動くのでまあ良しとする。

module CHIConfig
  # 省略
  # コンフィグファイルのディレクトリ
  #CONFROOT = (if Mopt.confroot then Mopt.confroot else confroot end) rescue confroot
  CONFROOT_ORG = (if Mopt.confroot then Mopt.confroot else confroot end) rescue confroot
  root_pls = __FILE__.split('/')[-3].split('_')[-1]
  CONFROOT = CONFROOT_ORG+'_'+root_pls
  # 省略
end


ああ、あとどうでも良い事なんですが、shebangを"#!/usr/bin/env ruby"の方が汎用性があると思うんだが...。
"/usr/bin/ruby"って人によっても違うしね。

Cinnamonのworkspace

Cinnamonが結構軽くて普通の動作をするのでこれにしていますが、結構UI変わりましたね。
さて、workspaceがデフォルトだと2つしかないのが困ったもの。Unixだと伝統的に4つがデフォなんだが。それこそ10年以上前の自分が学生の時のSolarisのXDMからそうだった。
色々探した結果、Alt+F1でworkspaceの一覧でるので、そこでワークスペースの数が増やせる

Cinnamonでマルチディスプレイ

マルチといってもディスプレイは2つなのですが。
これ以前は対応するのに、結構めんどくさかったのですが今回は"システムツール"->"System Settings"->"ディスプレイ"で簡単に設定できました。
すばらしい。
http://d.hatena.ne.jp/longicorn/20130223#p1
http://d.hatena.ne.jp/longicorn/20121111#p2

/etc

lsしてぱっと見た所、さほど変わってない?
Ubuntuだとinit.dあたりが変わるとかあったけど、見た目は変化無いようにしているのか、それとも昔のままなのか。よく分かりません。
'/etc/firefox'とかがあるのが気持ち悪いけどとりあえず放って置こう。

nouveau問題

2013/11/6追記
さて、nouveau問題が再発した。時々Xが落ちて再ログイン画面になる。
http://d.hatena.ne.jp/longicorn/20121214#p1 と同じ対応をしてみた。
これで当分様子見としよう

結論

まだインストールしたばかりだが、64bit Linuxとしてはほぼ気にしなくても問題はない、と思う...。どこまでメリットがあるかは知りませんが。
Twitterクライアントは相変わらず決定打はないですね。Mac夜フクロウは結構好きです。
今日というかもう昨日ですが、Ruby on Railsの4.1が出ましたが、Linuxも進化しているので定期的に追従して行って、知識を更新しないとダメですねぇ。
まあ、IT系に関わらず知識系はどの分野でもそうかもしれませんが。
当分この環境を使ってみるつもりです。