大江戸Ruby会議04に参加してきました
今仕事で死にそうな中の参加での参加。結構体力的に辛かった
http://regional.rubykaigi.org/oedo04/
ネットがつながらなかったんだけど、あれこの業界で飯食っている人には結構辛かったね。
多分殆どの人がそうだったんじゃあ無いかな。
Web断食的な話を時々見るけど多分、生きていけない。前のばあちゃんの葬式の時でも通信機器は持って行ったくらいだし。
子供の頃のようには生きていけないな。
さて本題。
いくつか気になったのをメモ。
01
Hiroshi Shibataさんの話。
写真サービス http://30d.jp/ のRailsのバージョンアップの話
聞いただけで結構想像できて、嫌になる。
で、バージョンアップの話だけど、RubyとRailsの対応表作って、移行する対象を決定していたのが印象的。
バージョンアップする理由で、Rubyとかの基盤のバージョンアップは処理速度が上がってお得だよ、はなるほどと。
説得しやすいかもなぁ。
cookpad/kageを使ったり、gemをforkして修正したりがすごい。
さらには、RubyもRailsもなおす。すごい。けど個人的にはこのあたりのバグって仕事/プライベート問わずそんなに当たらないけどなぁ。
まあすごい。
1年バージョンアップを遅くすると、対応に2年はかかる。間隔を早くすればバージョンアップ期間も短くて済む、というのはなるほど。
02
Ryota Araiさんで、infratasterのはなし。
https://github.com/ryotarai/infrataster 多分これ。
Gemでインストールして、インフラのspec書けるツールを開発しているとのこと。
infrataster + capybaraとか出来る
mysql_queryでsql投げれる
インフラ屋からしたら嬉しいかも。
発表資料はこれだね
https://speakerdeck.com/ryotarai/infrataster-infra-behavior-testing-framework-number-oedo04
04
Zachary Scottさんの英語で紙芝居!
nobuさんの話なのですが、それよりコードも手書きで写真でコード見るより見やすく、なんか斬新だった。
05
Leonard Chinさん。
海外生まれで日本で働いている、彼からしたら海外で働いているのでそこの壁(とくに言葉)とかどうしたという話。
壁
- 言語
練習しろ!
- 仕事につく
コミュニティに入るのが一番
Rubyとかね
- 文化
でもこれが大事
encounter->embrace->learnで回して頑張る。
enjoy大事
reditで生きた英語や文化が勉強できるよ
06
Shimpei Makimotoさん。
何回かみた、画像破壊のひと。
画像破壊をglitchって言うよ的なw
それしか記憶にないですw
https://speakerdeck.com/makimoto/glitch-oss-activities-and-so-on-oedo-rubykaigi-04-number-oedo04
07
Kawamotoさん。声が小さいけどなんかすごい。
翻訳がんばっているらしい
RHGいいよ的な。
glitchのあとで皆さんすごいです、自分は..てきな事をいって、 vm、gc、gvlとかいいよねと。
主にパース部分の話でかなりマニアック。すごい。
08
Ebiさん
Rubyの友達とか色々話を。
なんかネタ動画とか色々あって面白かった
09
Aaron Pattersonさん
Railsおまかせ、Railsおまたせとか。面白い。
メインはAdequate Recordの話。ちょっとうとうとしていました。仕事の疲れが...
Adequate RecordはActiveRecordの代わりとか。
http://tenderlovemaking.com/2014/02/19/adequaterecord-pro-like-activerecord.html
Benchmark.ipsというのがあるらしい。"A iterations per second enhancement to Benchmark"ということだそうで。
あと、Rais4.2でActiveRecordが早くなるらしいので期待だな。
10
Kunihiko Itoさん
rgitlogというGenつくった。
これ使えば、ブラウザでgit log見れるよ的な。
ライブコーディング面白いね。
11
Shyouhei Urabeさん
jsonの新しい仕様RFC7159、先月くらいに出たらしい
なので、新しいgemを作った。テスト頑張ったらしい。
変なデータ考えて正しく動くけど、遅くて使い物にならん。
でも他のライブラリは早いけど、変なjsonでエラーになる。
ただしいjson書いてパーサ側に苦労させないようにしましょうてきな。
https://speakerdeck.com/shyouhei/deeper-look-at-rfc7159-the-json
12
Terence Leeさん。
bundlerの話。
反応が難しい、てか英語つらい。
13
Koichi & Yuki Sasadaさん。
sasda & 鳥居さんの話。結婚したからなんか惚気話だけど、やっぱり下回りのマニアックなお話。
Objectの関係性を見れるツール
twitterによると、d3.jsで表示しているらしい。へー
Ruby Under a Microscopeという本を紹介していた。面白そうだなぁ。そのまえにRHGも読まんと。
14
Ken Nishimuraさん
英語勉強したとき、というか今もしている話。
初の海外ならSan Franciscoがおすすめ
10年はかかる覚悟しろ、毎日やれ、とのこと。
たしかにいまプログラマ歴10数年だけどやっと作りたい物と言語、コード、システムがいくつかイメージ出来るようになっているし、それくらい人生かけないと無理だよなぁ。
16
Akira Matsudaさん。
マンション買って、10年住んで、賃貸にしている。
で、一戸建てを建てたんだけど建築業界の設計すごいとか、センサの話とか色々。
多少無理あるにしろ、建築業界の設計力とスケジュール感はかなり凄そうで、多分この業界の目標の1つなんだろうなぁ。
でも物理制約があまりないのがこの業界の特徴で、色々むずかしいよね。
17
Minero Aokiさん
どうもビックデータ業界にずーっと関わっているらしくその話。
Parallel RDBがあるよとかから始まってなかなかおもしろい。
Hadoopのmapreduceは死んだ。Javaで書かないとだめだから。そしてHive(SQLっぽいの)があるよ的な。
速度はSQL、ログとかだとHadoop+Hiveという現状。
でも、MapReduceはCとかJavaが挟めるので便利なので多分まだ生き残る。
SQL-MapReduceというのもある。
で、OSSもこういうビジネスの業界もそれぞれいいところがある。
でもお互いが知らないのが不幸。この壁を乗り越えるのが今後大事だよと。
ビッグデータに関しては、AmazoのMapReduceやInfiniDBは使ったことあるのである程度話はわかった。
これ系は面白い。とくに数字が色々リアルに分かるのは本当に面白い。けどなんかバッチ系が多くてプログラマからすると精神的に辛いのも実情。
そして、実際にこういうのを会社で取り掛かると、会社からはあまり評価されない場合も多いし、色々政治力も必要になってくる。
このあたりの情報が出てきてほしいなぁ。
まとめ
全般的には外国語の話が多くて、色々考えさせられた。
前職で1年ほどイングランドの先生よんで、英語勉強をしてたけど、なかなか聞き取れないのも多く辛かった。
単語力がないのがなぁ。
あとは、プログラムは書いてアウトプットして宣伝も必要だなぁとも感じました。
いいの作ってもみんなしらないと意味ないし。
ということで、軽くいまメインで作っているのを宣伝しておこう。だれかみるかもしれないし。
今 https://github.com/longicorn/mysqlvc というのを作っています。shellスクリプトですけどw
これは、MySQLの複数バージョンをインストールしてくれて、それぞれ別プロセスで同時に起動してくれます。
同じバージョンのMySQLでも別のデータベースファイルを作って、起動できます。
これ系のツールだとMySQL Snadboxが有名だとは思うけど、これmysql2とかインストールが大変。なのでそこもカバーしてます。
mysql-build使っているので、MariaDBとかもインストール、起動できるのですが、バージョンによってはダメ。
設計もちょっとまずい。でも5.1とか5.5とか5.6とかだと普通に動きます。
使う人が少しでも増えたらうれしいなぁとか思ったり。
ああ、あとPostgreSQLだと https://github.com/guedes/pgvm がおすすめ。
最後に、関係者の方たち全員お疲れ様でした。楽しかったです!