LinuxでBluetoothヘッドホンを接続する

先日Amazonでタイムセールで見つけたので勢いで購入。
Linuxなのでいつものごとく設定を多少頑張る必要がある。
ちなみにOSはMint Linuxdebian系だとほぼ変わらない気がする。

ハードウェア

AT-WR780-FFP
【Amazon.co.jp限定】 TDK Life on Record スマートフォン対応 Bluetooth ワイヤレスステレオヘッドホン NFC搭載 フラストレーションフリーパッケージ (FFP) AT-WR780-FFP

Linux PCにはBluetooth自体がなかったのでBUFFALOのBSBT4D09BKを購入。
iBUFFALO Bluetooth4.0+EDR/LE対応 USBアダプター ブラック BSBT4D09BK

設定

まずは、接続に必要なソフトをインストールする。
LinuxBluetoothを使用するのには実質BlueZだけが必要なようだ。
BlueZはどうやらプロトコルスタックを担当するらしい。

$ apt-get install bluez

次にBluetoothを接続するGUIのツールを入れる。
gnome-bluetoothGNOME用、bluedevilがKDE用らしい。
とりあえず、初めてなので両方を入れてみた。

$ apt-get install gnome-bluetooth
$ apt-get install bluedevil

最後にヘッドホン関係だ。
ALSAではbluetoothが使えないらしくpulseaudioを入れる。
pavucontrolはGUIの音量コントローラだ。

$ apt-get install pulseaudio pavucontrol

Bluetoothを認識させる

Bluetoothは普通に認識した。
Bluetoothはhcitoolで確認出来る。

$ hcitool dev
Devices:
        hci0    00:1B:DC:06:82:5C

ペアリング

次にヘッドホンを接続(ペアリング)する。
GNOMEならばbluetooth-wizard、KDEならばbluedevil-wizardでGUIツールが起動する。
ヘッドホンを通常通り接続モード?的なのにして検索すれば認識するはずだ。

$ bluetooth-wizard
$ bluedevil-wizard

ちなみにペアリングを切るのも簡単

$ pulseaudio -k

音が出ない場合

どうもこのままだと音が出力されないようだ。
いかの方法でうまく行った。

  • pavucontrolを起動する。
  • 設定タブからヘッドホンを"ハイファイ再生"に設定する。
  • 再生タブから再生しているアプリケーションの出力対象をヘッドホンにする


追記 2015-04-28
音を出すアプリが存在していない状態があると、時々ヘッドホンへの出力されなくなる(音がでなくなる)場合がある。
原因不明だがちょっと不安定だ。