ターミナルに黒魔道士をscreenのスクリーンセーバーにしてみた

このあたりで話題になっていたので便乗。
vallog: ターミナルに黒魔道士
殺伐とした黒い画面にカラフルなキャラがお出迎え - Shin x blog


これ、面白いのでどうせなら普段から使っているscreen(最近だとtmuxが一般的?)のスクリーンセーバーとして使ってみました。派手で良いですね。
実際にはcatすれば良いだけなんですが、スクリーンセーバーにはfortuneという格言とかをランダムで表示するプログラムを使っていますので、これで表示してみようかとtryしてみました。
fortuneについてはWikipedia:fortuneあたりを参照してください。

fortuneファイルを作成

ちなみにfortune用のファイルへの変換は簡単です。


まずテキストを用意します。
まず、これをtestという名前で保存します。

あああ
%
いいい
%


次に、このテキストファイルをfortune用に変換します。

$ strfile test test.dat


あとはこの2つのファイルを"/usr/share/games/fortunes/"に置けば準備完了。

$ fortune test

とすれば、"あああ"と"いいい"の2つがランダムで表示されます。


同じ要領でgistに登録されているファイルを変換しました
Linuxで作成したデータがMac上で動作しないことが分かったので、make.shを追加しました。
また、ファイル名をオリジナルと同じに戻しました。
https://github.com/longicorn/fortune-data

screenの設定

さて、次はscreenでfortuneをスクリーンセーバーとして使うように設定します。



.screenに以下の行を追加

idle 3600 blanker #3600秒経過するとblankerを表示
blankerprg /usr/games/fortune batz ff5_4 siro kuro #blankerで実行するコマンド


blankerがスクリーンセーバーの様な役割をしてくれるので、ここにfortuneコマンドを書いておけば良い。
ちなみに、"fortune -a"ですべてのデータをランダムに使ってくれます。