Kahua1 インストールから動かすまで

基本的にはhttp://www.kahua.org/show/doc/Tutorialとほぼ同様です。

インストール

インストールは簡単だけど多少注意点があります。
当然だけどGauchが必要。現状での最新バージョンのKahua-1.0.7.3ではGaucheの0.8.13以降が必要。
システムにインストールされているGaucheのバージョンが古い場合もあるかも。


ダウンロードはここから安定版を取ってくる。
http://www.kahua.org/show/info/Download


開発版はSubversionで取得する。

$ svn co http://svn.kahua.org/Kahua/branches/stable1_0 Kahua


あとは普通にインストールすればOK。
パスが通っている事も確認しておくこと。

最低限の動作確認まで

サイトバンドルの作成

siteがサイトバンドル名です。

$ mkdir kahua
$ cd kahua
$ kahua-package create site
$ ls
site
アプリケーションのスケルトンの作成、修正

appnameがアプリケーション名です。
これでappnameの中にはアプリケーションのスケルトンが作成れているはずです。

$ kahua-package generate appname
$ ls
appname site


さらに作業を続けます。

$ cd appname
$ ./DIST gen
$ ./configure --prefix=/usr/local/kahua --with-site-bundle=$HOME/work/site

prefixはKahuaのインストール先、with-site-bundleはサイトバンドルの場所です。

$ make
$ make install


初回だけ、site/app-serversの修正を行います。

;; -*-scheme-*-
;; Application Service Configuration alist.
;;
(;;Each entry follow this format:
 ;;(<type> :arguments (<arg> ...) :run-by-default <num>
 ;;        :profile <path-to-profile-base>
 ;;        :default-database-name <path-to-database>)
 (appname :arguments () :run-by-default 1) ;;<-ここを追加
 )
起動

あとはサーバを起動して表示を確認します。

$ kahua-spvr -S site -H localhost:8080


これでページが表示が出来れば最低限完成です。
ちなみに自分の場合、作業方法が間違っていたのか1回目は正しく動作しなかったのでサイトバンドルの作成からやり直しました。

今後の作業イメージ等

実際の開発作業のイメージとしてはこのようになります。

  • appname以下を修正していき
  • 修正の度にmake installする
  • サーバを起動し、siteの表示を確認する
  • アプリケーションが追加で必要ならばあらたに"kahua-package generate"してアプリケーションを作成、修正していく。


次は設定ファイルとかかな。