転職done

本当に久々の更新。
精神的にも疲れていたし更新する気力も起きなかったが、心の余裕も出来たし記録もしておきたいので更新。
なんかblogどうやって書けば良いかすら忘れている...


5年ちょとほどいた会社を退職した。
その前の職から少し書いておく。

前々職

この前はソシャゲでいわゆるポチポチゲー時代。
Web開発といえばそうだが、通常のWeb開発とは異なり大分特殊な開発だった。
給与は400万届かないレベル。残業もひどく毎日終電という状況。いくら頑張っても現場にリターンは無く、他の諸々で退職。
まあそれでも元組み込み屋からしたら色々面白く学びも多かった。ソウルジェムは濁りまくったが。

スキル的にはCからPython(2系)とか、使ったことがないDatabaseとか、組み込み屋の感覚からしたらアリえない仕様書なしのカウボーイ開発とか、
変化が激しく新鮮でもあった。
まあそれでもシステムプログラミングとかの知識が役に立たないかと言えば意外と役に立つのはちょとびっくりな記憶。
Pythonでもメモリを意識しないと駄目だったり、裏で動くデーモンのコードを読まざるを得なかったり。

また、新しいパラダイムを学ぶ必要にも迫られた。カウボーイ開発だからこそ如何に楽をしながら後々まで悪影響を出さないか、開発スピードを早めるかが課題となる。
ここを解決しないと徹夜しても間に合わない。テストコードを取り入れたり、アジャイル等を学んだり、組み込み時代にはあまり使わない確率、統計あたりを利用して楽をして問題を解決したり。組み込み時代だと線形代数とかそっち系が多かった記憶。

これらの考え方は次の職場でも生きることとなる。

前職

あまりにもアレだったので、次の職の条件は、多少なりとも給与UP、普通のWeb開発、あと個人的に好きなRubyでの開発、ビジネスとしてはSESとかでは無く自前サービス、このあたりを前提に探して引っかかったところに入社(行きあたりばったりともいう...)。


ここでは色々学ばせてもらった。良い所も悪いところも。

会社とは一切関係ないが、まず良くなったと感じたのは開発環境周り。Ruby,RailsというWebだと珍しくもない普通な環境。ただそれだけだが前職というかPython(2系)の環境と比べたら非常にやりやすかったのを覚えている。マルチバイト周りとか、DBとかのバックエンド系との連携のしやすさとか、テストコード周辺の環境が整っていて入りやすかったり、etc...

そして、転職の目標の一つである"普通のWeb開発"。これは達成。Railsでビジネス的にもある意味普通。
これは良かった。いくら大量のデータを扱うDatabaseと大量のアクセスを扱っても、最先端なクラウドサービスを使っても得られない普通の知識と経験はやっぱり大事。
スマホアプリ開発も経験したし、とあるqueryのパーサ的なのを作ったり、位置情報系や自然言語処理にも片足を突っ込んだり色々やらせてもらった。なかなか良い経験だったように思う。

ただ、普通なWebサービスな会社ではあるが技術寄りの会社じゃあないのが最終的にはネックになった。
営業が幅を利かせているのであまりにも目先の売上しか見ない体質とエンジニアリングの軽視、現場の人へのリターンのなさ、etc...。営利企業としては正しいかもしれないがエンジニアとしては非常に辛い日々。そしてついに心が折れて転職となりました。

次は業界自体は似たような会社だが、より技術よりの会社。さてどうなるか不明だが頑張りたい。次こそは...
そして、それとは別でプライベートで売上を意識したサービスも作りたいなぁ。